■ 概要・組織図
◆いとう漁業協同組合の概要について
【取り巻く環境】

◆城ヶ崎海岸のつり橋
私達の住んでいる伊東市は、富士箱根伊豆国立公園・伊豆半島に位置し静岡県の一番東にあたり全長約40kmに及ぶ海岸線があります。人口約72,400人約35,000世帯で温泉と海、山の景勝をいかした「花と海といで湯の街」として美しい国際観光温泉文化都市をめざして成長を続けています。
【いとう漁協について】

◆伊東魚市場内
いとう漁業協同組合は、昭和23年に水産業協同組合法が施行され、それに伴い昭和24年に伊東市内では宇佐美、伊東、川奈、富戸、八幡野、赤沢の各地に漁業協同組合が設立され、地域の漁業の中核的存在として、また地域密着型の企業として、漁業活動や経済活動を行って参りました。 平成6年に、八幡野を除く5漁協が合併し、伊東市漁協となりました。 平成12年には八幡野漁協を吸収合併し、市内が一つの漁協となりました。 更には、平成22年4月熱海市にある網代港漁協と合併すると共に名称を「いとう漁協」とし、現在に至っております。

◆波魚波の店内写真
事業内容と致しましては、魚市場の開設、漁業自営(定置網等)の経営、氷の製造販売、直営食堂「波魚波」の経営、スキューバーダイビングの経営等、合計10種類の事業を展開している総合企業体です。 特筆すべき事項として、平成22年9月に地産地消と魚食普及を目指して、直営食堂"波魚波"を開店しました。
平成23年の夏より"海の中だってジオ(大地)だ!!!"をキャッチフレーズに、伊豆半島ジオパーク構想推進協議会の活動に協力し、海から見た伊豆半島の素晴らしさを世界に向けて発信すると共に、この美しい海を後世に残すための活動を展開しています。

◆すり身製品『サバ男くん』
更に、平成24年4月より魚食日本復活を目指して、伊東港で水揚げされた新鮮な魚を新鮮すり身として製造(加工)し販売をしております。 また、これらの食材を使用して、魚の苦手な方でも食べる事のできるメニューの開発と提案をしています。 その一部を直営食堂"波魚波"にてもご提供させて頂いております。 そして私達は "獲る・造る・売る"の一次、二次、三次の産業について総合的に取り組んでおり、いわゆる六次産業化漁協を目指し活動を展開しているところであります。(文 参事菊地)
【いとう漁協の沿革】
【年表(主な事項を抜粋)】
○江戸時代より | 各地区ごとに申し合わせ組合があり、これを中心に漁業活動が営まれてきた。 |
---|---|
○明治35年 | 漁業協同組合法の発布により、各地区に漁業組合が結成された。 |
○昭和12年 | 法改正により、保証責任漁業協同組合となる。 |
○昭和18年 | 水産業団体法の施行に伴い、昭和19年漁業会となる。 |
○昭和23年 | 水産業協同組合法の施行に伴い、昭和24年に宇佐美漁業協同組合、伊東漁業協同組合、川奈漁業協同組合、富戸漁業協同組合、八幡野漁業協同組合、赤沢漁業協同組合が設立された。 |
○平成6年1月 | 宇佐美・伊東・川奈・富戸・赤沢の5漁協が合併し、伊東市漁協となる。 |
○平成10年10月 | 信用事業を静岡県信用漁業協同組合連合会に譲渡する。 |
○平成12年10月 | 八幡野漁協を吸収合併し、伊東市内一漁協となる。 |
○平成22年4月 | 網代港漁協を吸収合併し、現在の「いとう漁協」となる。 |
○平成22年9月 | 直営食堂"漁師めしや 波魚波"を開店する。 |
【組合員の状況(年度別組合員数)】

◆伊東魚市場の外観
区 分 | 正組合員 | 准組合員 | 合 計 |
---|---|---|---|
平成16年度 | 546人 | 1,326人 | 1,872人 |
平成17年度 | 530人 | 1,324人 | 1,854人 |
平成18年度 | 500人 | 1,344人 | 1,844人 |
平成19年度 | 475人 | 1,318人 | 1,793人 |
平成20年度 | 424人 | 1,302人 | 1,726人 |
平成21年度 | 392人 | 1,326人 | 1,718人 |
平成22年度 | 418人 | 2,092人 | 2,510人 |
平成23年度 | 407人 | 2,103人 | 2,510人 |
【伊東魚市場水揚状況】

◆せりの風景
区 分 | 数 量 | 金 額 |
---|---|---|
平成10年度 | 13,993t | 2,811,679千円 |
平成11年度 | 10,940t | 2,473,689千円 |
平成12年度 | 10,462t | 2,320,469千円 |
平成13年度 | 10,829t | 2,573,757千円 |
平成14年度 | 8,725t | 2,044,610千円 |
平成15年度 | 10,369t | 1,879,219千円 |
平成16年度 | 11,806t | 1,915,397千円 |
平成17年度 | 10,237t | 1,622,515千円 |
平成18年度 | 7,412t | 1,633,493千円 |
平成19年度 | 8,144t | 1,658,889千円 |
平成20年度 | 9,019t | 1,677,673千円 |
平成21年度 | 7,296t | 1,494,782千円 |
平成22年度 | 6,787t | 1,595,699千円 |
平成23年度 | 7,182t | 1,308,629千円 |
平 均 | 9,514t | 1,929,321千円 |
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【いとう漁業協同組合の事業内容】
共済事業 | 長期・短期共済 |
購買事 | 石油・漁業資材(漁具、漁網)・生活物資 |
販売事業 | 生鮮魚、貝藻類・水産製品・加工品 |
冷凍製氷事業 | 氷製造販売・冷凍冷蔵・冷凍販売 給食食材、すり身 |
食堂事業 | 漁師めしや 波魚波(はとば) |
利用事業 | 上架施設・漁具倉庫 |
漁業自営事業 | 大型定置・小型定置・蓄養殖 |
漁業利用事業 | 直営ダイビングサービス |
無線事業 | 漁業無線・マリンホ−ン |
指導事業 | 漁場管理・資源管理・営漁指導 |
【いとう漁業協同組合の組織構成は、以下の図のとおりです。】

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